代表・副代表

【代表弁護士 香 月 𥙿 爾】
 私は、1990年4月、当事務所に入所し、2024年6月に代表弁護士に就任いたしました。
 当事務所の歴史を振り返れば、90年代初頭にバブル経済が弾けたことにより、ノンバンクを含む多くの金融機関を顧客としていた当事務所の役割と存在感が増大しました。すなわち、当時の大蔵省が不動産の価格高騰を治めるため、不動産業に対する融資額の総量規制を制度化したことによって、不動産業者の倒産が相次ぎ、金融機関は債権回収を図ることになり、当事務所が取り扱う債権回収に係る民事事件が激増したのです。その後、1998年に大蔵省から金融監督業務が金融監督庁に分離され、金融検査マニュアルという金融機関にとって厳格なルールベースの規制が行われることとなりました。私は、多くの金融機関等の依頼により、金融検査マニュアルに沿ったコンプライアンスを実践するための助言業務を経験しました。
 その後、2000年代に入っても、個人情報保護法や会社法の制定、民法(債関係や相続法)や労働法の改正などが相次ぎ、金融機関はもとより、一般事業会社も改正法対応や規制法対応に追われることとなりました。
 当事務所の所員弁護士は、多くの法改正対応等の法律相談について、最新の知識と多くの経験に依拠し、適切なアドバイザーとなるべく、努力と研鑽を積んでおります。この姿勢は、今後も変わることはありません。当事務所は、時代を先取りしつつ、多くの法的難問に対処するつもりでおります。

【副代表弁護士 吉 岡 浩 一】
 1995年に弁護士登録して早30年が経ちました。司法修習時代に小沢・秋山法律事務所の創設者である小沢征行先生と知り合い、先生が私と同様に銀行のご出身であったことや、「各弁護士が自由に意見を言える風通しの良い事務所にしたい。」との先生のご方針に感銘し、採用していただきました。4年目の夏に事務所の支援を受けて米国のロースクールに留学させていただき、その後米国のローファームで1年研修を経て2001年に帰国し、小沢・秋山法律事務所に復帰しました。2024年2月に小沢先生が急逝したため、事務所の兄弁である香月弁護士とともに事務所の経営を引き継ぎ、現在に至っております。
 私自身は、M&Aや企業法務を中心に職務を行っておりますが、個人のご相談にも多数応じております。特にM&Aは、日本でM&Aが本格的に始まる2001年頃から一貫して行っている業務になります。弁護士は法律のプロとして最新の法的な知識を備えるために常に勉強をしなければなりません。また、クライアントに分かりやすく説明するとともに、クライアントの立場にたって一緒に解決策を見出す姿勢も必要です。まだまだ不十分な点はありますが、これらをモットーにして、これからもご縁のあったクライアントの皆様を大切にしていきたいと思っています。

 小沢・秋山法律事務所は、金融機関向けの法務を中心に金融業界では知る人ぞ知る老舗の事務所です。小沢先生及び長年のパートナーであった秋山先生がこれまで作り上げてきた事務所の名声や評判を維持し、また更なる発展をすることができるように、これから気を引き締めて精進して参る所存です。

理念・沿革

 1974年4月の創立以来、クライアントが抱える課題に対して、単に法的観点からのアドバイスを提供するにとどまらず、その背景となる経営課題や業界の動向・競合他社の分析を通じて、クライアントの真の利益に繋がる根本的な解決策を提供することができる法律事務所を目指し発展してまいりました。
 今後もクライアントの皆さまにご満足いただける良質なリーガルサービスをご提供できるよう、信頼される事務所であり続けるよう努力してまいります。

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事務所概要

名称 小沢・秋山法律事務所
(英文名:Ozawa & Akiyama)
所在地 〒105-0001
東京都港区虎ノ門1-1-21 新虎ノ門実業会館7階
電話:03-3591-7488(代表)
FAX:03-3595-1827
代表者 代表弁護士 香月𥙿爾
創立 1974年(昭和49年)4月

主な顧問先

銀行持株会社、銀行、外国銀行、クレジットカード会社、信販会社、リース会社、ファクタリング会社、ファンド・ファンド運営会社、ベンチャーキャピタル、コンサルティング会社、保証会社、投資顧問会社、保険代理店、製造会社、建設会社、不動産デベロッパー、不動産仲介会社、サービサー、商社、薬局、人材派遣会社、広告代理店、卸売会社、出版会社、印刷会社、IT関連サービス会社、公益財団法人、一般財団法人、一般社団法人、税理士法人、学校法人、特定非営利活動法人、その他サービス業者